衝突事故から、数日が経って症状が出るのはなぜ?

交通事故でも、衝突事故や追突事故に遭った方は、直後は、ケガをしていないと思っていても、数日後に首の痛み・頭痛・めまい・耳鳴り・しびれなどが現れることがあります。これらは「むちうち(頚椎捻挫)」といいます。

では、なぜ数日後に、痛みが現れるのでしょうか。

それは、いくつか理由があります。

理由1 アドレナリン

アドレナリンは、興奮したときに分泌されるホルモンです。追突事故・衝突事故の直後は、体が「緊急モード」になり、たくさん分泌されて、痛みを感じにくなります。

理由2 炎症反応

また、炎症反応が24〜72時間かかることも、理由の一つです。
交通事故の衝撃で筋肉や靭帯に損傷が生じた場合、炎症反応が本格化するのに、2,3日はかかるといわれています。

同時に、交通事故の衝撃で背骨のズレや歪みが生じても、すぐには症状としてあらわれないことがあります。

交通事故による施術は、自賠責保険の適用で「自己負担0円」になります。
追突事故・衝突事故にあった方、「ちょっと痛いくらいだから」と我慢せず、ぜひ早めにご来院ください。

素早く受診することが、長引く不調を防ぐ一番の近道です。